脳神経外科

脳出血、クモ膜下出血、慢性硬膜下血腫などは緊急手術が
必要な場合も

激しい頭痛がする、吐き気やめまいがする、ふらつくといった症状で来院された患者さまにCT、MRIなどの検査を行い、高血圧に伴う脳出血、クモ膜下出血などがみつかった場合緊急手術が必要です。

あまり知られていませんが、実はクモ膜下出血の患者さまは全員が救急車で運ばれてくるわけではなくて、3割程度はご自身で歩いて来院されているという統計があります。

なんとなく元気がない、急に物忘れが進んだというので来院された患者さまの中には、慢性硬膜下血腫という緩やかなタイプの脳出血の方もいらっしゃいます。出血が脳幹に及ぶと生命の危険すらあります。これらの患者さまは脳神経外科による迅速な診療が必要です。

脳梗塞であれば、発症から3時間以内に血栓溶解療法(t-PA)という血管の詰まったところを溶かす治療法をすばやく受けることができれば後遺症が最小限で済む可能性があります。

脳腫瘍の場合には、手術を行って腫瘍を摘出するか、放射線治療や抗がん剤治療を行う必要があります。

脳神経外科は神経内科と密接に連携する必要があるばかりでなく、例えば肺がんなどが脳に転移して脳腫瘍になっている場合もありますから、早期発見早期治療のためには呼吸器内科など他の診療科との連携も大切です。

当院で脳動脈瘤発見 → 大学病院ですぐ手術

当院が連携している藤田医科大学の脳神経外科は、クモ膜下出血の原因となる脳動脈瘤の手術を数多く行い、藤田医科大学の脳神経外科・安達一英 准教授、大場茂生 准教授には、当院予防医学センターで脳ドックをご担当いただいております。

当院の脳ドックで万一脳動脈瘤が見つかった場合には、動脈瘤が破裂する前にクリップをかけたり、カテーテルを使ってコイルを詰めれば動脈瘤の破裂を防げます。安達先生/大場先生に当院で診断していただいた場合、直ちに藤田医科大学病院へ紹介いただける体制になっております。

脳ドックで異常が発見されたときには、まだ何も症状は発生していません。ですから手術を行うかどうか、かなり悩まれる方が多いですが、診断してくださった先生ご自身で高い医療水準で手術をしてくれるのでとても安心です。

チーム医療でリハビリを行います

脳出血や脳腫瘍などで脳神経外科で手術された場合は、多かれ少なかれ歩行困難や、手足の動きが不自由になるような後遺症が残ります。

そこでリハビリテーションが必要になりますが、手術後に当院に転院していただければ、藤田医科大学病院リハビリテーション科の先生に診ていただくことができます。もし確認すべきことがあれば、リハビリテーション科の先生から執刀医の先生に直接確認していただくことができるのです。

このように、効率よく治療を行いながら、皆様のお身体が一日も早く改善するよう、リハビリセラピスト・看護師などチーム一丸となってリハビリテーションを行っています。